横綱昇進を決める3つの条件|今と昔の基準の違いや昇格確定までの流れを解説

横綱昇進が期待される力士が現れると、多くの方が気になるのは「いつ横綱になれるのかな?」「どのくらいの成績を残すと昇進が決まるの?」などでしょう。最近では若手の力士が大きく成長しており、誰が将来の横綱になってもおかしくないといえます。

この記事では、横綱に昇進するために必須の条件や本場所後に横綱が確定するまでの流れを解説します。さらに、昔の昇進条件に関する内容もまとめています。

この記事を読めば、未来の横綱を予想しながら相撲を楽しめるようになるので、「期待の力士は場所後に横綱になれるのか」を知りたい方はぜひご覧ください。

クリアしないと上がれない?横綱昇進に欠かせない3つの条件

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横綱への道のりは決して簡単なものではなく、いくつかの条件をクリアしてようやく相撲のトップの座を手にできます。具体的には、以下のような3つが横綱昇進を決める条件とされています。

  • 大関在位で2場所連続優勝
  • 連続優勝と同等の好成績
  • 横綱にふさわしい品格

それぞれ見ていきましょう。

大関在位で2場所連続優勝

まずは、大関で2場所続けて優勝旗を抱くことが横綱になるための条件とされています。そのため、大関で1度優勝すると次の場所は「綱取りの場所」と表現される場合も少なくありません。

しかし、いくら大関といえど上位力士の実力者を相手に優勝を勝ち取るということは簡単ではありません。連続で優勝するとなればコンディションはもちろん、対戦相手を研究したり技術を磨いたりなどの日々の進化が求められます。

連続優勝と同等の好成績

大関で連続優勝はできなかったものの、優勝と同等の良い成績を残せた場合も横綱に昇進できる可能性があります。過去には、玉の海双羽黒が2場所連続優勝をせずに横綱に上り詰めました。

ただし、「優勝に値する成績」は大関で2場所続けて優勝といった明確な決まりではありません。そのため、どうしても曖昧な判断になってしまう点が問題となっています。

横綱にふさわしい品格

基本的には「大関で2場所続けて優勝」と「同等に値する好成績」の2つが横綱の昇進を決定的にする条件ではありますが、横綱の品格もチェックされるポイントです。

横綱には技術力はもちろんですが、ほかの力士の手本となり、最高地位としての責任感を持てるかどうかが求められます。

今と昔に違いはある?過去には横綱昇進の条件が甘い時期があった

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横綱になるには、数々の番付を上げなくてはならず、今も昔も簡単になれるものではありません。しかし、昇進条件の見方によって一時期は横綱になりやすい時期がありました。

横綱大関で2場所優勝すれば安定の成績と見なされ昇進できますが、優勝と同等の成績を残した場合にも昇進できる場合があります。過去には、柏戸のように2場所続けて優勝をしていなくても横綱になれた力士もいます。

今よりも横綱になるのが簡単かといわれればそういうわけでもありませんが、昔は本人の実力が評価されて2場所連続優勝を果たさずとも横綱になれたといえるでしょう。

横綱昇進の条件が厳しくなったのは昭和62年以降

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実力を評価されて横綱になった力士がいるものの、昭和62年を境に横綱昇進がさらに難しくなりました。これは、第60代の双羽黒が関係しています。

双羽黒とは優勝経験ゼロで横綱にまで上り詰めた力士です。しかし、横綱の在位が1年と少しといった短い期間になったことで、これまでよりも横綱の壁を高くすべきだと判断されました。

実際に、昭和62年以降の旭富士武蔵丸などの実力者も数々の好成績を残したものの、条件が厳しくなったことが昇進の壁になったといえるでしょう。

横綱になるにはどのくらいの成績が必須?近年の横綱昇進の傾向

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基本的には、大関での優勝が必須の条件となっていますが、近年横綱に上がった力士はどのような成績で昇格を確定させたのでしょうか。以下では、横綱になった力士の昇進1~2場所前の成績をまとめています。

四股名

横綱昇進1場所前の成績

横綱昇進2場所前の成績

大の里

優勝(大関

優勝(大関

豊昇龍

13勝2敗(大関

優勝(大関

照ノ富士

14勝1敗(大関

優勝(大関

稀勢の里

12勝3敗(大関

優勝(大関

鶴竜

14勝1敗(大関

優勝(大関

このように、いずれの力士も横綱になる前に1~2回は優勝しています。2場所連続優勝とはならなかったものの、2桁勝利を果たせば横綱も目の前といえるでしょう。

本場所後に横綱の昇進が確定するまでの流れ

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本場所の幕が閉じても、すぐに横綱の昇進が確定するわけではありません。実際には、以下のような流れでようやく新横綱が誕生します。

  1. 本場所で好成績の残す
  2. 日本相撲協会横綱昇進を検討する
  3. 横綱審議委員会横綱昇進を検討する
  4. 臨時理事会で最終判断を下す
  5. 昇進伝達式を行う

それぞれ詳しく解説していきます。

1.本場所で好成績の残す

まず前提となるのが、本場所での圧倒的な成績です。基本的には大関として2場所続けて優勝、もしくは優勝・準優勝といったそれに準ずる成績が求められます。単に勝ち星を増やすだけでなく、安定感や横綱としてふさわしい強さを示せているかも重要な判断材料になります。

さらに、横綱になるには、まず大関であることが必須条件です。

2.日本相撲協会横綱昇進を検討する

横綱にふさわしい成績を残したら、「この力士は横綱になっても良いのか」について協議されます。

日本相撲協会内で当該力士の横綱昇進の可否について「横綱として推薦できる状態にあるか」が総合的に確認されます。

3.横綱審議委員会横綱昇進を検討する

相撲協会横綱に推薦しても良いと判断されると、次は横綱審議委員会に意見を聞きます。横綱審議委員会とは横綱に関する相談をする組織で、出席委員の3分の2が賛成だと横綱の昇進はほぼ決まったようなものです。

4.臨時理事会で最終判断を下す

横綱審議委員会の意見がまとまると、臨時理事会が開かれ、最終的な昇進結果が決まります。ここで正式に承認されることで、横綱昇進が確定します。

5.昇進伝達式を行う

昇進伝達式とは、大関横綱に昇進する際に行われる儀式です。相撲協会から2名の使者が該当する力士の元に送られ、昇進が決定したことを伝えます。そして、該当力士が使者や全体に向けて、横綱に上がった心意気と覚悟を表明します。

豊昇龍は、「謹んでお受けいたします。横綱の名を汚さぬよう気魄一閃の精神で精進いたします。」と述べました。

まとめ

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この記事では、横綱昇進に必須の条件や昇進までの流れを解説しました。

横綱は全力士が目指すトップの地位で、誰でもなれるものではありません。横綱に上がるには、大関で2場所続けて優勝か誰が見ても良いと思える成績を残す必要があります。

横綱が誕生する瞬間は、相撲ファンにとっては一大イベントであり、期待の力士が昇進できるのかを予測することは楽しみの1つでもあります。この記事を読んで、ぜひ相撲を観戦しながら新横綱を予想してみてくださいね。

 

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【都内・郊外|国技館アクセスガイド】電車・バス・車での行き方は?乗り換えなしの移動方法や駐車場情報を解説

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いざ、相撲観戦をしに両国へ行くとなっても、「アクセス方法がわからない」「どのくらい時間がかかるの?」といった方もいるでしょう。

この記事では、電車・バス・車を使った両国国技館までの行き方を都内・郊外別に解説しています。さらに、乗り換えなしで行く方法や車移動の方に向けた駐車場情報もまとめています。

初めて両国を訪れる方でも無事に会場へたどり着けるような情報をまとめているので、当日の予習としてぜひ参考にしてください。

※記事中の所要時間や運賃は目安です。ご利用の際は、最新の情報をご確認ください。

両国国技館はどこにある?

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両国国技館は東京都墨田区にあります。緑青色の屋根と白い壁、大きな階段が両脇にあるのが印象的な建物です。近くには両国駅旧安田庭園などがあります。

名称

両国国技館

住所

〒130-0015

東京都墨田区横網1-3-28

電話番号

03-3623-5111

最寄り駅

両国駅JR総武線):徒歩2分

 

両国国技館までのアクセス方法

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両国国技館へ行く手段として、一般的には以下の4つの方法があります。

  • 電車
  • バス
  • タクシー

初めて両国国技館に行く方におすすめなのは、電車やバスを使った行き方です。特に、電車を使った場合は会場から徒歩2分の距離に最寄りの両国駅があり、コスパ良くアクセスしやすいのが特徴です。また、タクシーを利用するよりも交通費がかからないため、お財布に優しい移動方法だともいえます。

車を利用する手段もありますが、駐車場確保や経路の確認、運転などを考えるとハードルが高いので避けた方が安心です。さらに、両国国技館には車を停めるスペースがなく、会場周辺にも大きな駐車場はありません。

以下の記事では、大相撲の1日のスケジュールについてまとめているのでぜひご覧ください。

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【最寄り駅・バス停から両国国技館】アクセス方法と所要時間

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最寄り駅とバス停を出発地として、両国国技館に着くまでの時間は以下のとおりです。

■電車

駅名

両国国技館までの所要時間

両国駅JR総武線

徒歩2分

両国駅都営地下鉄大江戸線

徒歩7分

■バス

バス停名

両国国技館までの所要時間

国技館水上バス乗り場

徒歩1分

旧安田庭園

徒歩3分

両国駅西口(回向院入口)

徒歩2分

両国駅

徒歩3分

都営両国駅

徒歩7分

周辺の駅やバス停を利用すると、徒歩10分以内で会場に到着します。

ただし、駅を利用する際には、駅名に注意が必要です。両国駅には「JR総武線」と「都営地下鉄大江戸線」の2種類があり、両国国技館からより近いのは「JR総武線」の両国駅です。経路を確認する際や利用する駅を調べる際は、何線なのかに注目しましょう。

【電車|出発地別】両国国技館までのアクセス時間と運賃の目安

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ここからは、電車を使った場合のアクセス時間と運賃を解説していきます。都内駅と郊外駅の2パターンに分けてまとめているので、経路を決める際の参考にしてみてください。

都内駅から出発

都内駅から出発した場合の所要時間・運賃・経路は以下のとおりです。

出発駅

所要時間

運賃

到着駅

経路

錦糸町駅

3分

150円

両国駅JR総武線

錦糸町駅

両国駅

秋葉原駅

4分

150円

両国駅JR総武線

秋葉原駅

両国駅

上野駅

12分

170円

両国駅JR総武線

上野駅

秋葉原駅

両国駅

浅草駅

13分

180円

両国駅都営地下鉄大江戸線

浅草駅

蔵前駅

両国駅

東京駅

15分

170円

両国駅JR総武線

東京駅

秋葉原駅

両国駅

大手町駅

18分

290円

両国駅都営地下鉄大江戸線

大手町駅

清澄白河駅

両国駅

新宿駅

20分

230円

両国駅JR総武線

新宿駅

両国駅

品川駅

25分

230円

両国駅JR総武線

品川駅

秋葉原駅

両国駅

池袋駅

30分

230円

両国駅JR総武線

池袋駅

秋葉原駅

両国駅

渋谷駅

32分

230円

両国駅JR総武線

渋谷駅

新宿駅

御茶ノ水

両国駅

両国駅JR総武線)から両国国技館までは徒歩2分

 両国駅都営地下鉄大江戸線)から両国国技館までは徒歩7分

主要駅や利用度の高い駅を基準にした場合、片道500円に収まるケースが多いです。出発駅と到着駅が同じでも、運賃や所要時間、乗り換えの有無などが変わるため注意しましょう。

郊外駅から出発

一方で、郊外駅から出発した場合の所要時間・運賃・経路は以下のとおりです。

出発駅

所要時間

運賃

到着駅

経路

千葉駅

42分

660円

両国駅JR総武線

千葉駅

両国駅

横浜駅

50分

580円

両国駅JR総武線

横浜駅

秋葉原駅

両国駅

大宮駅

55分

580円

両国駅JR総武線

大宮駅

秋葉原駅

両国駅

新大阪駅

2時間45分

14,000円

両国駅JR総武線

新大阪駅

→東京駅

秋葉原駅

両国駅

仙台駅

1時間45分

11,380円

両国駅JR総武線

仙台駅

→東京駅

秋葉原駅

両国駅

郊外の場合は都心に近ければ1,000円以内に抑えられますが、遠方にある場合は数万円かかるケースがあります。

【バス|出発地別】両国国技館までのアクセス時間と運賃の目安

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ここからは、バスに乗って両国国技館まで行く方法について、出発地点を都内・郊外にわけて解説していきます。

都内から出発

バスを使って都内から出発した場合の所要時間・運賃・経路は以下のとおりです。

出発地点

所要時間

運賃

経路

東京駅

30分

210円

東京駅

→浅草橋

両国国技館まで徒歩16分)

上野駅

32分

210円

上野駅

御徒町駅

→石原一丁目

両国国技館まで徒歩10分)

新宿駅

1時間30分

630円

新宿駅

江戸川橋

→湯島三丁目

→石原一丁目

両国国技館まで徒歩10分)

池袋駅

1時間10分

420円

池袋駅

→富坂上

→石原一丁目

両国国技館まで徒歩10分)

渋谷駅

1時間20分

630円

渋谷駅

→新橋

→月島三丁目

→緑一丁目

両国国技館まで徒歩12分)

品川駅

1時間20分

640円

品川駅

お台場海浜公園駅

門前仲町

→緑一丁目

両国国技館まで徒歩12分)

浅草駅

25分

210円

→東駒形一丁目

→都営両国駅

両国国技館まで徒歩7分

錦糸町駅

13分

210円

錦糸町駅

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

秋葉原駅

30分

210円

秋葉原駅

→東神田

→浅草橋

両国国技館まで徒歩16分)

羽田空港

1時間

1,200円

羽田空港

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

このように、バスでの移動は電車に比べると時間がかかるうえ運賃も高くなります。一方で、羽田空港から直行で両国に向かうバスがあるため、飛行機を利用して遠方から訪れる方にとっては利便性があります。

郊外から出発

郊外からバスで移動する際の所要時間・運賃・経路は以下のとおりです。

出発駅

所要時間

運賃

経路

千葉駅

2時間30分

2,700円

千葉駅

羽田空港

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

横浜駅

1時間30分

1,850円

横浜駅

羽田空港

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

大宮駅

2時間15分

3,200円

大宮駅

羽田空港

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

新大阪駅

11時間15分

9,000円

新大阪駅

→大宮駅

羽田空港

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

仙台駅

7時間

3,130円

仙台駅

新宿駅

両国駅

両国国技館まで徒歩2分)

バスを使って郊外から訪れる場合は、数千円が目安です。電車に比べると倍以上に時間がかかるため、移動の際は電車の利用がおすすめです。

【電車・バス】乗り換えなし!1回で両国にたどり着けるアクセス方法

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両国へ行くには、都内発でも複数の駅やバス停をまたぎ、乗り換えが必要になるケースが多いです。しかし、実は乗り換えせずに両国にたどり着く方法もあります。乗り換えが不要な出発地点と移動方法は、以下のとおりです。

このように、出発地点によっては乗り換えの手間なく移動できます。以上の4地点から両国に向かう方は、ぜひ有効に活用しましょう。

【車|出発地別】両国国技館までのアクセス時間

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交通機関での移動に比べると初めて両国国技館に訪れる方にはハードルが高いものの、時間に縛られず自由度が高いのが車移動の魅力です。ここからは、車で両国国技館を訪れる際の所要時間を都内・郊外に分けて解説します。

都内駅・空港から出発

車で都内から出発した場合の所要時間は以下のとおりです。

出発地点

所要時間

浅草駅

5分

錦糸町駅

8分

上野駅

9分

秋葉原駅

9分

大手町駅

11分

東京駅

12分

品川駅

24分

新宿駅

25分

渋谷駅

26分

池袋駅

30分

羽田空港

30分

駅周辺を出発地点とした場合、都内であれば1時間かからないケースが多いです。全体的には電車を使った場合と大差ありませんが、出発地点・運賃・所要時間を照らし合わせて移動手段を決めるのがおすすめです。

郊外駅から出発

郊外から出発した場合の所要時間は以下のとおりです。

出発駅

所要時間

横浜駅

50分

大宮駅

55分

千葉駅

1時間

仙台駅

4時間30分

新大阪駅

7時間

出発地点にもよりますが、多くの場合は1時間以上かかるのが一般的です。遠方から訪れる場合は、半日以上かかるのも珍しくありません。

【車で訪れる方必見】両国国技館に近い駐車場まとめ

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車で訪れる方にとって悩みどころなのが駐車場です。両国国技館には駐車場がなく、近隣にも大きなスペースがないため、「会場は目の前にあるのに、駐車場がない!」なんてこともあるかもしれません。そういったことにならないように、あらかじめ停める場所に目処をつけておくことが大切です。

両国国技館の周りには、以下のような駐車場が設置されてます。

駐車場名

住所

両国国技館までの所要時間

料金

支払い方法

収容台数

タイムズ横網

 

東京都墨田区横網1-10

徒歩3分

30分:330円

8:00~20:00 MAX:2,640円~3,300円

・現金

・クレジットカード

電子マネー      

QRコードなど

5台

タイムズ両国第6

東京都墨田区両国3-23

徒歩5分

08:00~22:00:12分 330円

・現金

・クレジットカード 

電子マネー

QRコードなど

3台

タイムズ両国2丁目第2

東京都墨田区両国2-18

徒歩4分

08:00~20:00:30分 550円

・現金

・クレジットカード

電子マネーなど

1台

タイムズ両国第20

東京都墨田区両国3-24

徒歩5分

15分 330円

駐車後5時間MAX:1,600円~2,700円

・現金

・クレジットカード

電子マネー

QRコードなど

4台

タイムズ両国第19

東京都墨田区両国3-23

徒歩5分

8:00~22:00 :12分 330円

駐車後6時間MAX:2,900円

・現金

・クレジットカード

電子マネー

QRコードなど

3台

会場自体に車を停めるスペースは用意されていないものの、周辺には数十にも及ぶ駐車場が確保されています。しかし、両国国技館の近くには多くの駐車場が点在していますが、収容台数は5台以下が多く、すぐに埋まることが予想されるのも事実です。もしも駐車場を利用する際は、あらかじめ利用する場所を決めておき、可能であれば早めに予約しましょう。

また、駐車場によっては、本場所開催中に料金が変わる場所もあります。駐車場代が思わぬ出費にならないように、前もってチェックすることがポイントです。

国技館に早く着いてもOK!会場周辺でおすすめのお土産店と飲食店

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「会場に着いたけど、入場するにはまだ早すぎる」といった場合もあるでしょう。もしも、時間に余裕があるのであれば、お土産を買ったり食事をしたりして両国の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

ここからは、両国に来たならばぜひ訪れてほしいお土産店と飲食店を紹介していきます。

お土産を買うならここがおすすめ

せっかく両国で相撲を楽しむのであれば、相撲に関するグッズや食べ物をお土産として購入してみてはいかがでしょうか。両国では普段お店であまり見かけない相撲グッズを多く取り扱っているので、家族や友達へのお土産にもぴったりです。

以下では、おすすめのお土産店を表でまとめています。

名前

営業時間

定休日

特徴

両国国技館までの所要時間

両国国技館売店

【平日】

10:00~15:00

【土日祝】

10:00~16:00

土曜・日曜・祝日・年末年始

両国国技館内にある人気売店

・小物やタオル類、書籍などさまざまなグッズを販売

両国國技堂

10:00~19:00

不定

・ザ・江戸を感じる外装の店

・中はこじんまりとしつつ、品揃えが多い

・サブレやせんべいなどを販売

・「相撲」をモチーフにした商品が多い

徒歩5分

江戸NOREN

10:30~19:00

本場所開催中は10:00~19:00)

1月1日・2日

両国国技館両国駅のすぐ近く

売店には相撲で大人気の「力士クッキー」や「国技館カレー」などを販売

徒歩1分

とし田

9:30~19:00

日・祝日

・可愛らしい猫の力士が描かれたどら焼きやせんべいを販売

・和菓子好きにはぴったりのお店

徒歩7分

高はし

9:30~18:30

日曜

本場所開催を除く)

・畳風の相撲コースターや箸置き、ポシェットなどを取り扱う

・扇子やトートバッグなど相撲観戦で便利なアイテムも販売

徒歩9分

会場周辺でお土産を買いたい方には、両国国技館売店・両国國技堂・江戸NORENがおすすめです。一方で、「時間にゆとりがあって、少し歩く距離でもOK!」といった方には、とし田や高はしがおすすめです。

ご飯を食べるならここがおすすめ

もしも、両国の雰囲気を味わって食事をしたいのであれば、以下のちゃんこ店がおすすめです。

名前

営業時間

定休日

特徴

両国国技館までの所要時間

ちゃんこ 霧島

■両国本店

・ランチ

11:30~15:00(ラストオーダー:14:00)

・ディナー

17:00~22:00(ラストオーダー:21:00)


■両国 江戸NOREN店

・ランチ

11:00~15:00(ラストオーダー:14:00)

・ディナー

17:00~22:00(ラストオーダー:21:00)

■両国本店

月曜(6月・7月・8月は月曜・火曜)


■両国 江戸NOREN店

水曜(6月・7月・8月は水曜・木曜)



■ランチ

ランチメニューは平日1,650円~、土日祝日は3,850円で食べられる


■コース

宴会コースでは、関脇(1人:5,500円)・大関(1人:7,150円)・横綱(1人:9,350円)

■両国本店

徒歩2分


■両国 江戸NOREN店

徒歩2分

ちゃんこ江戸沢 両国総本店

■月曜~土曜

・11:30~15:00(ラストオーダー:14:30)

・17:00~23:00(料理ラストオーダー:22:00 ドリンクラストオーダー:22:30)

■日曜・祝日

・11:30~21:30

(料理ラストオーダー:20:30 ドリンクラストオーダー:21:00)

要問合せ

■ランチ

1,390円~でちゃんこランチを楽しめる


■コース

・お寿司の盛り合わせコースとちゃんこコースはそれぞれ3,990円~5,990円で楽しめる

徒歩6分

ちゃんこ鍋 相撲茶屋 寺尾

■ランチ

11:30~13:30


■ディナー

17:00~22:00

月曜

本場所開催中と12月は無休)

■ランチ

・ランチでは1,000円でちゃんこ鍋を食べられる


■コース

・宴会コースではちゃんこ鍋・お刺身・焼き魚などを合わせて1人5,500円で食べられる

・さらにデザートがついてくるので、食べ応え満載

徒歩4分

安美 両国総本店

11:00~24:00

なし

■ランチ

ランチでは1,500円でちゃんこ鍋を食べられる


■コース

伊勢ヶ濱部屋から伝わる5つ以上のちゃんこ鍋を3,520円~で食べられる

本場所開催中限定のちゃんこは5,500円~7,700円。

徒歩4分

ランチタイムであれば、ちゃんこ鍋を2,000円以内で食べられます。ディナータイムになると料金が高くなりますが、相撲観戦後のちゃんこは格別です。混雑が予想されるため、可能であればあらかじめ予約しましょう。

相撲観戦のスケジュールを立てる際には、以下の記事もぜひご覧ください。

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まとめ

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本記事では、目安となる時間や運賃、経由ルートをまとめました。

両国周辺にお住まいの方であればアクセスもスムーズですが、遠方から訪れる場合、「どうやって行こうかな」と迷う方も多いでしょう。

両国国技館に行くにはバスや電車、新幹線や長距離バスなどさまざまな手段を利用できます。交通機関によっては所要時間や運賃が変わるため、事前に目安を確認しておくと安心です。

この記事を参考に、自分に合った移動手段を見つけてくださいね。

※旅行・観光の際は、最新の情報をご確認ください。

両国国技館開催の大相撲は何時から何時まで?1日のタイムスケジュールを詳しく解説

「だいたいの流れは知っているけど、自分が推している力士は何時から取り組むのかわからない」といった方もいるでしょう。

そこでこの記事では、大相撲本場所の1日のタイムスケジュールを日程別に解説しています。この記事を読めば、何時から誰の取組を見られるのかがわかるので、観戦計画を立てる際の参考にしてください。

両国国技館で行われる大相撲の時間は9:10~18:00が目安!

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厳密には、終了時間は千秋楽を除いていつも変わりませんが、開始時間はその場所や日にちによって異なります。初日~12日目までは9:10~9:30に取組開始し、13日目と14日目は10:40~11:10が目安です。千秋楽は、10:15~10:45あたりに取組が始まります。

当日の開始時間は、日本相撲協会の公式サイトにある取組表に記されています。時間に遅れないようにチェックしましょう。

両国国技館での大相撲は何時から開場?

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両国国技館で開催される大相撲本場所も場所や日にちによって異なります。初日~12日目は8:30~9:00に開場し、13日目・14日目は10:30、千秋楽は10:00に開きます。

初日~12日目は比較的早めに開きますが、13日目以降は開場時間が遅めなので注意しましょう。

両国国技館開催の大相撲】1日のタイムスケジュール

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取組開始時刻がわかっても、「序二段や三段目は何時から?」「土俵入りは何時から?」など、人によって見たい時間帯は異なります。以下では、1日のスケジュール別に目安にする時間をまとめています。

内容

初日    

2日目~12日目

13日目・14日目

千秋楽   

序ノ口の取組

9:15

9:10

10:45

10:30

序二段

9:35

9:40

11:00

10:45

三段目

11:35

11:35

12:30

12:00

幕下

13:15

13:15

13:30

13:00

十両土俵入り

14:10

14:10

14:15

13:30

十両の取組

14:40

14:40

14:40

14:00

協会ごあいさつ

15:25

15:00

幕内土俵入り

15:40

15:45

15:45

15:20

横綱土俵入り

15:50

15:55

15:55

15:30

幕内の取組

16:10

16:10

16:10

15:40

三役揃い踏み

17:15

弓取り式

18:00

18:00

18:00

17:30

表彰式

17:45

前相撲は序ノ口の前に始まり、新序出世披露は13:00頃が目安です。千秋楽は表彰式が終わると、配信サイトにて優勝パレードの出発まで見届けられます。

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まとめ

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この記事では、両国国技館での大相撲本場所の1日のタイムスケジュールを解説しました。

大相撲本場所は基本的にだいたいの時間が決まっています。進行状況によって多少の前後はありますが、何時間も変わるわけではありません。

スケジュールを知っておくことで、大相撲の1日をより心ゆくまで楽しめます。ぜひ会場で、その迫力と熱気を体感してみてくださいね。

大相撲懸賞金は1本いくら?当日にもらえる金額や内訳を徹底解説!

取組前に呼出が土俵を1周し、懸賞旗を掲げる場面は大相撲ならではの光景です。しかし、「懸賞金って1本あたりいくらなの?」「力士には実際どのくらい入るの?」といった疑問を抱える方も少なくありません。

そこでこの記事では、大相撲の懸賞金1本あたりの金額や当日にもらえる金額を解説します。さらに、懸賞金にまつわる決まり事や実際に懸賞金を出す方法などもまとめています。

この記事を読めば大相撲の金銭的な豆知識を増やせるので、ぜひご覧ください。

大相撲の懸賞金とは

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懸賞金とは、取組に勝った力士に向けてスポンサーから贈られるお金のことをいいます。通常の給料とは別で受け取れるため、一般的にはボーナスのようなイメージです。

懸賞金は力士にとって大切な収入源の1つであり、人気力士や話題性の高い取組ほど多く集まります。そのため、懸賞がかかった一番では、力士が普段以上に気迫を見せる場面も少なくありません。

大相撲の懸賞金額について

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大相撲の懸賞金は、取組で勝った力士に与えられる特別な報酬であり、金額や内訳については意外と知られていません。土俵を1周する懸賞旗の本数が多いほど力士の懐に入る額も増えるため、人気力士や注目の取組は懸賞金の規模も大きくなります。

ここでは、1本あたりの金額や袋の中身、さらに税金との関係について詳しく解説していきます。

【懸賞金1本あたりの内訳】大相撲の懸賞金1本はいくら?

懸賞金1本は7万円と定められています。しかし、7万円すべてが力士の手元に渡るわけではありません。内訳は、以下のとおりです。

懸賞金額:7万円

手数料:1万円

積立金:3万円

力士の手取り:3万円

 

まず、相撲協会の手数料として1万円が引かれ、残りの6万円が実際の賞金額になります。そして、そのうちの3万円が力士に支給され、残りの3万円は力士の積立に回される仕組みです。

大相撲の懸賞金の袋の中身はいくら?

懸賞金は1本あたり7万円ですが、そのうち力士が実際に受け取れる手取りは3万円です。ただし、勝ち名乗りの際に行司から渡される懸賞袋には全額が入っているわけではなく、1万円のみが入っています。そして、残りの金額分は後日口座に振り込まれます。

かつて懸賞袋には3万円が入っていました。しかし、セキュリティの強化や事務作業の効率化を目的とした見直しが行われ、2025年夏場所からは1万円に変更された背景があります。

大相撲の懸賞金にかかる税金の有無

力士が受け取る懸賞にも税金がかかります。懸賞金は「事業所得」として扱われ、金額に応じて5%~45%までの税率が適用されます。

大相撲の懸賞金は誰がもらう?

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力士にとって特別な収入源だといっても、誰でも手にできるわけではありません。懸賞金を受け取れるのは、以下の力士に限られます。

  • 懸賞がつく取組で勝った力士
  • 幕内で取組をする力士

たとえ勝利したとしても、スポンサーがその取組に懸賞を出していなければ懸賞金はもらえません。つまり、「スポンサーの存在」「取組の勝利」という条件がそろって初めて懸賞金を手にできます。

懸賞金を出せるのは、「幕内の取組」も条件の1つです。しかし、あくまで幕内での対戦が条件なので、組まれる相手によっては十両でも懸賞金を手にできるチャンスはあります。

懸賞金の本数に上限はある?

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大相撲では、人気力士が登場する取組や注目度の高い一番になると、土俵を回る懸賞旗が数十本にのぼることもあります。しかし、懸賞金の数には上限が設けられています。

まず、1つの企業が出せるのは1取組につき最大5本までです。さらに、1つの取組では60本までが上限です。そのため、話題性の高い取組では、枠がすぐに埋まってしまうことも少なくありません。

大相撲の懸賞金スポンサー企業例

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大相撲本場所では、さまざまな企業から多くの懸賞金が懸けられています。具体的には、以下の企業です。

上記のほかにも、数十以上の企業が大相撲を支援しています。食品や日用品などの生活に身近な企業や聞きなじみのある有名企業が多いのが特徴です。

大相撲の懸賞金の受け取り方

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力士が懸賞金を受け取る際は、「左・右・中」と片手を振る仕草をするのが決まりです。この動きは「手刀を切る」と呼ばれ、1966年に相撲協会が正式に定めて以来、現在まで続いています。一見すると単なる儀礼に思えますが、実は五穀をもたらす神への感謝の意味を示す大切な所作です。

さらに、手刀を切ったあとに懸賞袋を顔の前へ力強く掲げる力士もいます。その姿からは勝利の喜びと感謝の気持ちが伝わり、心を打たれるファンが多いです。

大相撲の懸賞金の出し方

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取組が終わると力士が懸賞金を受け取る場面をよく目にしますが、その懸賞がどのように出されるのかは意外と知られていません。大相撲で懸賞を出す際のおおまかな流れは、以下のとおりです。

  1. 日本相撲協会に書類を提出する
  2. 懸賞旗を完成させる
  3. 懸賞金を振り込む

申し込みの際は、およそ1ヶ月かかるのが一般的です。懸賞を出すには、「1日1本以上」「1場所につき15本以上」と定められています。条件を満たせば申し込み可能なので、応援する力士に贈ってみるのも楽しみの1つです。

まとめ

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この記事では、大相撲の懸賞金1本あたりの金額や取組当日に力士が受け取れる金額、懸賞金にまつわる決まり事などを解説しました。

懸賞金は力士にとってボーナスにあたる特別な収入です。1本あたり7万円のうち、実際の手取りは3万円、そのうち1万円が当日に手渡されます。

この記事を参考に、相撲観戦の際には勝敗だけでなく懸賞金の動きにも注目しながら、大相撲の裏側に目を向けて楽しみましょう。

大相撲の行司の仕事とは?7つの役割と行司の階級・昇格条件を解説

行司は、相撲の取組を裁く重要な存在です。しかし、勝敗を下す姿はよく知られていますが、「取組以外にはどのような仕事をしているの?」「本場所がない期間は何をしているの?」などの疑問を抱える方も少なくありません。

そこでこの記事では、行司の具体的な仕事内容や階級、昇格条件など行司に関わる情報を細かく解説しています。

この記事を読めば「行司が担う役割」について詳しく理解できるため、行司を推している方や裏方の仕事に興味がある方はぜひご覧ください。

大相撲の行司の役割とは?

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行司は相撲の取組を進行・判定する重要な存在です。土俵上では軍配を手に取り、取組の開始や勝敗の宣告を行います。場内アナウンスや番付表作り、取組の記録などの多岐にわたる仕事も業務の1つです。

観客からはあまり目立たない役割に見えるかもしれませんが、行司の存在がなければ大相撲は成り立たないといえるほど欠かせない存在です。

行司の主な仕事内容

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本場所や巡業で取組を裁く姿はよく目にしますが、そのほかにはどのような仕事を担っているのでしょうか。具体的には、以下の仕事を担当しています。

  • 取組の審判
  • 場内アナウンス
  • 顔触れ言上
  • 番付表の作成
  • 部屋の管理・事務作業
  • 運営補助
  • 記録作業

それぞれ見ていきましょう。

取組の審判

行司の最も重要な仕事は、土俵上で取組を裁くことです。軍配を構えて「はっけよい、のこった」の掛け声で取組を開始し、力士の動きを瞬時に見極めて勝敗を判断します。取組中は土俵際の動きを細かく確認するため、常に気を抜けない重要な役目です。

万が一、勝負が微妙な場合は審判員の協議に持ち込まれます。観客や力士が納得できる公正な判定を行うため、高い集中力と豊富な経験が求められます。

場内アナウンス

行司は、観客に向けて取組の進行や結果を放送する役割も担います。たとえば、これから土俵に上がる力士の四股名・所属部屋・出身地を放送するのも行司の役割です。また、勝敗の結果や決まり手も明確に発表するのも行司が行います。

顔触れ言上

顔触れ言上とは、次の日の取組の組み合わせを観客に伝える儀式です。行司は土俵中央に立ち、紙に書かれた力士の名前を順番に読み上げます。このとき独特の抑揚を用い、相撲ならではの格式と厳粛さを感じられるのが魅力です。

テレビでは滅多に見られませんが顔触れ言上は単なる案内ではなく、大相撲の伝統美を体現する所作の1つといえます。

番付表の作成

番付表は大相撲の階級や力士の地位を示す文書であり、行司が手書きで丁寧に仕上げます。取組結果や昇降格、引退を正確に反映しなければならず、誤字やミスがないように慎重に書かなければいけません。

書体や筆遣いにも伝統的な様式があり、長年の修練が必要です。

このように、行司は全国の相撲ファンや関係者の目に入る大事な番付表を作成する重要な役割も担っています。

部屋の管理・事務作業

行司は土俵上だけでなく、裏方として部屋の管理や事務作業にも携わります。

たとえば、所属する相撲部屋の掃除や片付けなども作業の1つです。さらに、番付の発送準備や慶弔行事に関わる文書の宛名書き、関係者への連絡業務といった事務的な仕事も担当します。

運営補助

巡業の移動手段や宿泊場所を手配するのも行司の役割です。行司は「本場所以外には何をやっているの?」と疑問を持たれがちな仕事ですが、円滑に興行を進めるために裏方からさまざまなサポートをしています。

記録作業

取組ごとの勝敗や決まり手を正しくデータに残すのも行司の役割です。

「巻」という大相撲の公式記録として保存される重要な資料も行司が作成し、番付を決める際に役立ちます。さらに、「巻」は取組相手を選ぶ際の重要なデータとしても活用されます。

このように、行司は記録係としても大相撲を支える重要な役割を担っています。

行司の掛け声・所作の意味

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大相撲では、行司の掛け声や所作が流れを作り、観客に緊張感を伝える大切な役割を担っています。普段は何気なく聞き流している「はっけよい」「のこった」といった掛け声や、軍配の構え方にも、実は深い意味があるのはご存知でしょうか。

ここからは、それぞれの動作や言葉にどのような意味が込められているのかを解説していきます。

掛け声「はっけよい」「のこった」の意味

「はっけよい」は「発気揚々」が語源とされ、力士に闘志を促す掛け声です。取組中に行司が繰り返し発することで、試合のリズムを整えます。

一方で、「のこった」は「決着がついていない」という意味を持ち、両者が土俵で粘る場面でも多用されます。

軍配の構え方を変える意味

行司が手にする軍配は、勝敗を示すだけではありません。構え方によって意味が異なり、制限時間前は軍配を水平に構えていますが、時間いっぱいになると軍配を返します。

そして、勝負結果がつくと軍配の先端を勝った力士側に向けることで、勝敗の判定を示します。

大相撲の行司の階級一覧

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行司にも力士に与えられる番付のような階級で分かれています。行司の階級と位ごとの装束・履物は以下のとおりです。

階級

装束

履物

立行司

木村庄之助:総紫

式守伊之助:紫白

草履・白足袋

三役行司

朱色

草履・白足袋

幕内行司

紅白

白足袋

十両行司

青白

白足袋

幕下行司

黒か青

裸足

三段目行司

黒か青

裸足

序二段行司

黒か青

裸足

序ノ口行司

黒か青

裸足

このように、番付ごとに行司の担当が決まっています。中でも立行司は結びの一番を裁く大きな役割を与えられています。

装束は上位層に近づくにつれて色鮮やかになるのが特徴です。そして、立行司や三役行司になると草履や足袋を履けるようになります。

大相撲の行司が昇格できる条件

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行司の昇格は複数の項目をもとに判断され、番付編成会議の終了後に開かれる理事会で最終的に決定されます。具体的には、次のような点が特に重視されます。

  • 審判の正確性
  • 土俵での掛け声の安定感
  • 勤務態度
  • 指導力の有無

以上のような項目を評価したうえで、昇格が決まります。中でも立行司は、行司の最高位にあたる存在で、その座に就くには通常40年~50年という長い歳月を要します。

行司に関するQ&A

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行司は土俵の上で軍配を振るだけでなく、裏方としても重要な役割を担っています。ここでは、よく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。

大相撲の行司の数はどのくらいですか?

日本相撲協会に所属する行司は45人までと決められています。ただし、定員は決まっていても引退によって変動するため、常に45人がそろっているわけではありません。

その枠の中で行司は階級ごとに役割が分かれており、最高クラスの立行司から幕下以下を裁く行司まで、それぞれの地位に応じて仕事が割り当てられています。

大相撲の行司の服装は階級ごとに異なりますか?

行司が身につける装束は、地位によってはっきりと分かれています。

たとえば、下位の行司は黒か青の装束を着用しますが、十両格以上になると青白に変わり、立行司は総紫や紫白の装束をまといます。さらに、履物にも違いがあり、幕下以下は裸足ですが十両以上になると白足袋を履き、三役や立行司になると白足袋に草履を合わせて履いています。

このように、一見すると単なる衣装の違いに見えますが、実際には行司の階級を示す重要な役割を果たしています。

取組で行司がミスをした場合はどうなりますか?

行司もときには取組でミスをすることがあります。その際は土俵下に控える審判員が協議を行う「物言い」がつきます。

行司の軍配が誤っていた場合は「差し違え」とされ、勝敗が訂正されます。差し違えが続いた場合、行司の昇格に影響することもあるため、非常に責任の重い仕事です。

行司は職務中にケガをすることはありますか?

行司は取組の真横で裁きを行うため、力士が勢い余ってぶつかりケガをすることもあります。実際に土俵下に転落し、頭を打ったり太ももを負傷したりなどの事例もあります。

また、ケガには至らなくても土俵下へ落ちる場面は珍しくなく、観客が思わず息をのむ瞬間もしばしばあります。

まとめ

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この記事では、行司の仕事内容や階級、昇格条件などを解説しました。

行司は、土俵の勝敗を裁く重大な責任を担う存在です。場内アナウンスや記録、さらには事務作業や運営補助まで幅広い役割を担っています。その働きは本場所はもちろん、地方巡業でも欠かせません。

行司の役割を知ることで、取組を支える裏方の努力や伝統の重みをより深く感じられます。この記事を参考にさらに行司を理解し、次に観戦するときは力士だけでなく行司の動きや所作にも注目してみましょう。

大相撲本場所と巡業の1日|寄せ太鼓から弓取式までのスケジュールを解説

初めて相撲観戦をする方にとって、「1日はどのような流れで進むの?」「いつ行けば取組が見られるの?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

この記事では、大相撲本場所と巡業の1日のスケジュールを具体的にわかりやすく解説します。

寄せ太鼓から始まり、弓取式で締めくくられるまでの流れを知っておけば、観戦の楽しさがぐっと広がります。時間配分の参考にもなるので、観戦前にぜひご覧ください。

 

大相撲本場所とは

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本場所とは、日本相撲協会が年6回開催する公式の興行で、15日間にわたり力士たちが勝敗を競い合う場です。1月・3月・5月・7月・9月・11月の奇数月に開催し、東京・大阪・名古屋・福岡の4都市で行われます。

本場所は成績により昇進や降格が決まるため、場所中は常に緊張した空気感が漂います。さらに、華やかな土俵入りや迫力ある取組だけでなく、伝統儀式や独特の雰囲気も魅力です。

このように、大相撲の魅力を最も深く味わえるのが本場所であり、観戦初心者から相撲ファンまで幅広く楽しめるでしょう。

大相撲巡業とは

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巡業とは、基本的に本場所の開催月以外に全国各地で行われる地方巡回の興行です。本場所と異なりファンサービスが中心で、勝敗による番付変動はありません。相撲の魅力をより身近に感じられるため、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめます。

力士たちが土俵入りや取組を披露するほか、稽古の様子を間近で見学できたり、握手や撮影などの交流イベントも楽しめたりします。さらに、稽古中や取組中は力士の真剣な眼差しを、土俵入りや質問コーナーではお茶目な姿を見られるのは巡業ならではです。

このように、巡業では真剣勝負の本場所とは違い、笑いと緊張の両方を一気に楽しめます。

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【大相撲本場所の1日】項目別スケジュール

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ここからは、本場所の大まかな1日のスケジュールを解説していきます。具体的な流れは以下のとおりです。

  1. 入場開始
  2. 前相撲
  3. 幕下以下による取組
  4. 十両による土俵入り
  5. 十両による取組
  6. 幕内による土俵入り
  7. 横綱による土俵入り
  8. 幕内による取組
  9. 弓取式

それぞれ見ていきましょう。

※目安の時間帯は、初日~12日目を基準にしています。

9:00|入場開始

呼出による寄せ太鼓打ちから1日がスタートします。寄せ太鼓を聴いて「本場所が始まった」という雰囲気を味わうために、早めに現地へ足を運ぶ方も少なくありません。

開場は12日目までは8:30~9:00、13日目と14日目は10:30から、そして千秋楽は10:00が一般的です。開場時間は開催場所と日にちによって異なるため、現地で観戦する際は何時に開く予定なのかを確認しましょう。

9:10~9:30|前相撲

前相撲とは、番付に名前がない力士による取組を指します。新弟子検査に合格し、初土俵を踏む力士が中心ですが、序ノ口で休場した力士も前相撲に参加します。

前相撲の時間は「日本相撲協会」公式サイトの取組表に記載されています。前相撲以降の時間も記されているため、観戦する際はチェックしましょう。

9:10~9:30|幕下以下による取組

前相撲が終わると、幕下までの取組が始まります。13日目と14日目は10:30~11:00前後、千秋楽は10:00~11:00前後が目安です。

最近では力士だけでなく、行司や呼出など幅広く応援する方が増えています。早い時間だと若手の力士や行司、呼出のほか、以前幕内で活躍していた力士の姿も見られます。まれに珍光景を見られるケースもあるため、時間がある方はぜひ幕下以下の取組から見てみましょう。

14:15|十両による土俵入り

幕下上位の取組が始まる前に、十両が化粧廻しをつけて土俵に上がります。土俵入りは十両以上が行う儀式で、十両の場合は取組表に「十枚目土俵入」と記載されています。

千秋楽は通常より約30分早く、十両土俵入りの時間は13:45前後が目安です。

14:40|十両による取組

十両土俵入りと幕下上位の取組が終わると、十両による取組が始まります。十両の取組は、相撲観戦の中でも見応えのある時間帯であり、将来の幕内力士が活躍する注目の取組が続きます。

人数によっては、十両が幕内と対戦する「十両対幕内」が組まれることもあるでしょう。このような取組は、力の差や番付昇進の行方にも注目が集まります。

なお、「東西東西(とざいとーざい)」という呼びかけが場内に響くのは、十両の取組の最後を知らせる合図です。これを聞いたら、次は幕内の取組が始まるというタイミングの目安になります。

15:40|幕内による土俵入り

十両の取組が終わると、次は幕内力士が東西に分かれて色鮮やかな化粧廻しを締め、個性溢れる姿で土俵入りを行います。よく耳にする企業の化粧回しやキャラクターが描かれた化粧回し、狼や龍の迫力のある化粧回しなど人によってさまざまで見ているだけで楽しめます。

千秋楽は全体的に進行が早めになるため、土俵入りは15:15前後が目安です。この時間帯になると観客も増え、場内の熱気が一層高まります。

15:40|横綱による土俵入り

幕内土俵入りが終わると横綱による土俵入りが行われます。横綱だけが行う儀式で、露払いと太刀持ちは同部屋か同じ一門の力士が務めます。横綱の土俵入りは雲龍型と不知火型に分かれ、横綱によって型が異なるのが魅力です。

会場全体の「よいしょ」の掛け声とともに、横綱が四股を踏む姿は迫力満点です。

16:10|幕内による取組

幕内の取組では、前頭や小結・関脇・大関を含む三役、横綱による力強い戦いを楽しめます。特に、終盤は人気力士や番付上位同士の対戦も多く、見応え抜群です。

千秋楽には「三役揃い踏み」があり、結びの3番までの力士が東西に分かれて土俵に上がり、四股を踏みます。

18:00|弓取式

弓取式とは、大相撲の取組がすべて終わった後に行われる儀式です。基本的に、横綱と同部屋の力士が行います。

弓取式では「弓を抜く」といわれる土を掘るような動作がありますが、これは毎日同じ方向から行うのではありません。実は、結びの1番の勝敗によって向きが変わり、東西で勝った方から先に弓を抜きます。

【大相撲巡業の1日】項目別スケジュール

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次に、巡業での1日の流れを解説していきます。場所によって多少の前後はありますが、巡業の主なスケジュールは以下のとおりです。

  1. 入場開始
  2. 力士による公開稽古
  3. スペシャルコーナー1
  4. 幕下以下による取組
  5. スペシャルコーナー2
  6. 土俵入り
  7. 幕内による取組
  8. 弓取式

それぞれ見ていきましょう。

9:00|入場開始

寄せ太鼓の合図とともに、巡業の1日がスタートします。開場前は入場待ちの方が列を作っているため、遅くとも30分前を目安に現地に到着しておくと安心です。

また、多くの会場内は土足厳禁なので、スリッパを持参しなければいけません。入場する際は履物の交換で混み合うため、すぐに取り出せる場所にしまっておくと良いでしょう。

そして、開場後は人気の力士による握手会が始まります。開場後にさっそく力士と交流できる場なので、ぜひ参加しましょう。

10:00|力士による公開稽古

土俵上では申し合い稽古やぶつかり稽古のほか、三番稽古などが行われ、周囲では力士たちが準備体操や筋力トレーニングに取り組みます。稽古中は、体がぶつかる音や荒々しい息遣いを間近で感じられ、相撲の厳しさを実感できる貴重な時間です。

また、この時間帯は力士との距離が近く、サインに応じてもらえる可能性も高まります。無理のない範囲で、タイミングを見て声をかけてみましょう。

11:00頃|スペシャルコーナー①

力士による子どもとの公開稽古も巡業ならではの催しです。自分よりはるかに大きな相手に向かっていく子どもの姿と、本場所では見られない優しい表情で受け止める力士の姿は、心温まる光景です。

また、人気力士がさまざまな質問に答える質問コーナーはどの会場でも盛り上がります。「好きなタイプは?」「カラオケの十八番は?」など普段聞けないような話を聞けます。

12:00|幕下以下による取組

お昼休憩を挟んだ後は、幕下以下による取組が始まります。巡業に参加するのは、基本的に関取の付け人や初切の担当者など特別な役割がある力士が中心ですが、地元出身の力士が登場することもあります。

参加力士の数は本場所よりも大幅に少ないため、取組数は少なめでテンポよく進行します。

13:00頃|スペシャルコーナー②

次は、巡業でお待ちかねの初切や相撲甚句、太鼓打分のコーナーに移ります。

初切は、相撲のルールや決まり手をわかりやすくコント風にアレンジしたものをいい、初心者でも楽しみながら学べるのが特徴です。

相撲甚句は「あ〜どすこいどすこい」の掛け声でお馴染の伝統的な歌で、力士の心地良い歌声が会場に響き渡ります。

太鼓打分では、呼出による「トントン」といった相撲会場でよく耳にする音を聞け、相撲らしい空気感をいっそう盛り上げてくれるでしょう。

13:40|土俵入り

土俵入りでは、関取が企業ロゴやキャラクターが描かれたものなど個性豊かな化粧廻しをつけて登場します。巡業ならではの特徴として、土俵入り前にツーショット撮影に応じてくれることもあります。

巡業の土俵入りの魅力は、力士同士が和気あいあいとしているところを見られる点です。ファンに向かって手を振ったり、隣の力士にくっついていたずらしあったりなどさまざまな姿が見られます。

そして、大関以下の土俵入りが終わると、横綱が土俵入りします。堂々とした所作で気迫に満ち、本場所に引けを取らない迫力の土俵入りを見届けましょう。

14:00|幕内による取組

土俵入りが終わると、幕内の取組が始まります。各力士が真剣に勝敗を争う場面は、巡業でも本場所に劣らない迫力です。

ただし、巡業は本場所にないリラックスした雰囲気も魅力の1つです。普段から仲の良い力士同士の対戦では、思わず笑いがこぼれるようなユーモアのある一幕が見られることもあります。

15:00|弓取式

巡業の締めくくりには、本場所と同様に「弓取式」が行われます。弓取式は結びの1番で勝った力士の代わりに横綱と同部屋の幕下力士が務める儀式で、観客による「よいしょよいしょ」の掛け声がかかります。

巡業の終わりは名残惜しさもありますが、弓取式までしっかり見届ければ1日を存分に味わえたという満足感に包まれるはずです。ぜひ最後の瞬間まで観戦を楽しんでください。

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大相撲本場所と巡業に関するQ&A

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ここからは、大相撲の本場所と巡業の違いや特徴について、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。初めて足を運ぶ方は、ぜひ観戦前の予習に役立ててください。

大相撲は何時から見に行くのがおすすめ?

本場所や巡業は何時から行けば楽しめる?」と迷う方も多いでしょう。観戦に行くベストな時間帯は、「誰の取組を見たいか」や「どの催しを楽しみたいか」で異なります。

本場所の場合、若者力士を見たい方や観客が少ない時間帯で静かに見たい方であれば開場直後〜午前中に訪れるのがおすすめです。逆に、人気力士の白熱した戦いを見たい方は15:00〜16:00を目安に訪れると良いでしょう。

一方で、巡業は午前中に訪れると握手会やサイン・写真撮影など、力士との交流のチャンスが広がります。お昼過ぎからは初切や相撲甚句、土俵入りや取組が中心となるため、「相撲らしい催しをしっかり観たい」という方にぴったりです。

大相撲本場所と巡業の料金はどのくらい?

大相撲の本場所と巡業はどちらも、座席の種類によってチケットの価格が大きく異なります。

たとえば、本場所の1人あたりの価格は椅子席が数千円からで、土俵に最も近い溜席は20,000円が一般的な相場です。テレビでもよく見かける枡席はグループ向けの設定になっており、1枡4人での販売が主流です。

一方で、巡業も椅子席であれば1人あたり数千円から購入できます。溜席でも20,000円未満に設定されていることが多く、比較的手頃な価格で楽しめます。また、巡業は座席によって特典でオリジナル座布団が用意されているケースもあり、記念になるでしょう。

大相撲本場所と巡業のチケットはどのように取るの?

大相撲本場所のチケットは、まずファンクラブやチケット大相撲などの先行抽選で手に入れる方法があります。先行販売は抽選になるものの、購入できる方が限定されたり一般販売よりも早く申し込めたりするため、席を確保しやすいのが特徴です。

一般販売はチケットぴあやチケット大相撲を通じて誰でも購入可能ですが、人気の席はすぐに売り切れることが多いため、早めの購入がおすすめです。

一方で、巡業は開催地域によって異なりますが、多くの場合は先行販売のほか、一般販売のローソンチケットやチケットぴあなどで購入できます。

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大相撲本場所と巡業の楽しみ方のポイントは?

どちらも力士を間近で見られますが、それぞれで楽しむポイントが若干異なります。

たとえば、本場所は朝から若手力士の取組が行われます。そして、夕方になるにつれて人気力士が続々と登場し、徐々に高まる会場の熱気を肌で感じられるのが醍醐味です。真剣勝負ならではの緊張感も、現地観戦ならではの魅力です。

一方で、巡業はファンとの交流に力を入れており、力士とのふれあいを楽しみにしている方にぴったりです。土俵入りや取組はもちろん、握手会や質問コーナーなど相撲をより身近に感じられる機会が豊富に用意されています。また、サインをもらったり写真を一緒に撮ったりする機会が多いのも巡業の魅力です。

まとめ

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この記事では、大相撲の本場所と巡業の流れや見どころを解説しました。

本場所も巡業も、どちらも力士たちの迫力ある取組や伝統儀式を間近で体感できる貴重な行事です。それぞれで楽しむポイントが若干異なるため、「何を見たいのか」「何をしたいのか」を明確にしたうえで参加すると、より一層満足度も高まります。

ぜひこの記事を参考に、本場所や巡業の流れを知り、相撲観戦を思い切り満喫しましょう。

巡業で写真を撮るならどのタイミングが良い?ツーショットのポイントや準備すべきアイテムを解説

巡業といえば、なんといっても「力士と触れ合えるタイミングが多い」のが魅力。サインはもちろん、ツーショットを撮ることも夢ではありません。しかし、初めて参加する方であれば「そもそも写真って撮っても良いの?」「どのタイミングでお願いすると良いのかな?」と考える方も多いはずです。

そこでこの記事では、巡業での写真撮影の可否についてやタイミングを詳しく解説していきます。さらに、ツーショットを撮るチャンスについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

基本的に巡業ではいつでも撮影できる!

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「間近で見られるのなら、せっかくだし写真に残したい!」といった方も中にはいるでしょう。基本的には巡業中の撮影は規制されていないため、いつ写真を撮っても問題ありません。

しかし、花道や通路での撮影を禁止している場合もあるため、参加する際は開催する地域の公式サイトをチェックしましょう。

また、写真を撮ることに夢中になると、ほかの方に迷惑がかかってしまうケースも少なくありません。マナーを守ったうえで、自分も周りの方も楽しんで観戦できるように配慮しましょう。

ツーショットを撮るベストタイミングはいつ?

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「推しとツーショットを撮りたい!」という方は、タイミングが合えば写真を撮ってもらえます。具体的には、以下のタイミングが目安です。

  • 開場後
  • 土俵入りの前
  • 力士が支度部屋に戻るとき

以上の3つのタイミングであれば、写真を快く引き受けてもらえる可能性が高いでしょう。しかし、必ずしも撮ってもらえるわけではなく、ときには断られるケースがあることを頭に入れておくのも大切です。

また、力士の稽古中や土俵に上がっているときは、基本的にツーショットは撮れません。タイミングを見極めて、ぜひ力士に話しかけてみましょう。

巡業で写真撮影を頼む際のポイント

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巡業先で力士に写真を頼む際は、以下の4つのポイントに注意しましょう。

  • 礼儀正しくお願いする
  • 土俵上にいる場合は避ける
  • タイミングによっては断られることを理解しておく
  • すぐに撮影できるようにセットしておく

それぞれ解説していきます。

礼儀正しくお願いする

撮影をお願いする際は、「一緒に写真を撮ってもらえますか?」というように声をかけましょう。急に近づいていき、許可を得ずに写真を撮るのはもってのほかです。お互いに気持ちよく交流できるように、マナーはしっかりと守りましょう。

土俵上にいる場合は避ける

遠くから写真を撮る際は問題ありませんが、土俵に力士が上がっているときは一緒に写真は撮れません。土俵外にいるときを狙って写真をお願いしましょう。また、稽古中も写真を頼むのは控えましょう。

ツーショットを撮れるかどうかは、タイミングが重要です。思い出の写真を残せるように、タイミングはしっかりと見極めましょう。

タイミングによっては断られることを理解しておく

巡業は本場所に比べて写真やサインを頼みやすいものの、必ずしも撮ってもらったり書いてもらったりできるわけではありません。タイミングによっては断られるケースがあることを理解しておきましょう。

実際に、タイミングが合わずに「今はできません」と断られるファンの方もいます。「勇気を出したのに断られた、ショックだな」と感じる方もいるかもしれませんが、ちょうど良いタイミングであれば快く写真撮影やサインを引き受けてもらえます。そのため、次のタイミングを狙ってお願いしてみましょう。

すぐに撮影できるようにセットしておく

巡業はファンとの交流が多く、力士は1日に多くの方と写真を撮ったりサインを書いたりします。声をかけてからカメラをセットすると相手に時間をとらせてしまうほか、戸惑わせてしまいます。そのため、すぐに撮れるようにカメラの電源を入れておいたりスマホのアプリを起動させておいたりして、準備しておきましょう。

しかし、暑さによってスマホのアプリが落ちたりカメラが上手く起動しなかったりする場合もあります。そのため、当日の気候や温度に合わせて、柔軟に対応しましょう。

また、サイン色紙や応援グッズを用意している場合は事前に手に持っておき、スムーズに記念撮影できるようにしましょう。

相撲巡業で写真を撮る際に準備しておきたいもの

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ここからは、「巡業先で推しと写真を撮りたい!」と考えている方におすすめの持ち物を3つ紹介していきます。

  • カメラ
  • サイン色紙
  • 応援グッズ

巡業をより一層楽しむために、あらかじめ用意しておきましょう。

カメラ

写真を撮るのであれば、カメラは必須です。画質にこだわりたい方であれば一眼レフ、気軽に撮りたい方であればスマホがおすすめです。ツーショットを撮りたい場合は、スマホの方が撮影しやすいでしょう。

また、推しと一緒に写真を撮りたい場合は、2人以上で巡業に参加することをおすすめします。力士が自ら腕を伸ばして自撮りしてくれるときもありますが、全身を映したツーショットを撮りたい場合は撮影係が1人いると安心です。

サイン色紙

タイミングが良ければ、サインと写真撮影をお願いできるケースもあります。サイン色紙を持ちながらツーショットを撮ると特別感が上がるため、色紙も用意しておきたいところです。色紙を持って撮るのであれば、サイズが大きいものを用意すると良いでしょう。

しかし、「色紙を持って行くとものがかさばりそう」「持ち物が増えると大変そう」といった方もいるでしょう。そういった場合は、小さめのスケッチブックやサイン帳でも問題ありません。

応援グッズ

力士とのツーショット写真でよく見かけるのが、応援グッズを持ちながら写真を撮るスタイルです。タオルやうちわを持っている方は、ぜひ応援グッズも一緒に写真を撮りましょう。

もしも、グッズを持っていない方は会場の売店でも購入できます。しかし、人気商品や時間帯によっては売り切れる可能性があります。そのため、前もってオンラインストアで入手しておくか、早めに会場を訪れて購入しましょう。

まとめ

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この記事では、巡業で写真を撮るベストタイミングやツーショットを撮るポイントについて解説しました。

会場内はいつでも写真を撮ることができ、タイミングによってはツーショットも撮れます。マナーや注意点を守ったうえで、お願いしてみましょう。

巡業は本場所とは違い、より力士を身近に感じられます。写真撮影はもちろん、サインや推しとのコミュニケーションも叶うため充実感の高いイベントです。ぜひこの記事を参考に、巡業に参加して推しの力士とたくさん交流してみましょう。